肩の腱板断裂・腱板損傷の手術は
必要なのでしょうか?
肩の腱板断裂や腱板損傷の原因は、加齢、転倒、スポーツ、反復作業などによるものや、肩関節周囲で骨と腱板が擦れ合うことで損傷することがあります。
肩の痛みや運動制限が現れ、MRI検査で腱板損傷と診断された場合は、多くの医師は関節鏡手術を提案します。なぜなら、腱板損傷を放置すると徐々に損傷が広がり、最終的に完全な断裂に至ることがあるからです。完全断裂になると手術が難しくなり、術後の再断裂のリスクも高くなります。
新しい選択肢である再生医療は、腱板の損傷部位に直接幹細胞の投与を行う治療となり、この治療により腱板の再生を促し、手術せずに症状の改善を目指しています。