PRP(多血小板血漿)療法PLATELET RICH PLASMA THERAPY

PRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)
療法とは

再生医療の一種で私たちの身体に備わる
「治す力」を引き出す治療法です

Dr.サカモトはYouTubeもやってます!再生医療チャンネルをチェックしてね♪

【PRP(多血小板血漿)療法とは】話題の再生医療、
PRP療法とはどんな治療?再生医療医が解説

PRP療法とは

PRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)とは、「血小板を多量に含む血漿」のことを指します。

PRP(多血小板血漿)は、自身の血液を遠心分離にかけ、血小板を濃縮した液体を精製します。血液に含まれる血小板は、傷ついた組織や細胞に集まり、成長因子を放出します。

これにより組織の修復が促進され、新しい細胞の成長を促し、自己治癒力を高めることができます。この働きを利用して、傷ついた組織や細胞を修復し、痛みを軽減する治療法です。

PRP(多血小板血漿)療法では、高濃度に濃縮されたPRPを損傷している組織や細胞に対して、自然治癒を促していきます。修復が促された部位では、組織の修復や抗炎症作用が働くことで痛みの軽減などが期待できます。

PRP療法とは

スポーツの世界では誰もが知ってる有名選手やアスリートが
選手生命をかけて頼るメジャーな治療方法です

PRPはドーピングには当たらないため、アスリートにも安心して使うことができます。

アメリカやヨーロッパでは数年前からスポーツ選手を中心にケガの治療で使われており、大谷翔平選手や田中将大選手など日本のプロスポーツ選手にも採用されたことで注目を集め、広く知れ渡るようになりました。

PRPはスポーツの世界では誰もが知ってる有名選手やアスリートが選手生命をかけて頼るメジャーな治療方法

このようなお悩みは
ありませんか?

関節の痛みでお困りの方

  • 今の治療に不満がある
  • 肩や膝の痛みが取れない
  • スポーツや仕事に早く復帰したい
  • 慢性化した痛みを治したい
  • 薬剤アレルギーがあり治療ができない
  • 持続効果の高い治療がしたい

お顔の美容

  • 肌の再生医療
  • PRPは、お肌の再生医療にも期待いただけます。

PRP療法が
適応となる疾患の具体例

  • 半月板損傷
  • アキレス腱炎
  • 肘内側(ゴルフ肘)上顆炎
  • 膝靭帯損傷
  • 足底腱膜炎
  • 手首の靭帯損傷
  • 足首靭帯損傷
  • 変形性膝関節症
  • TFCC損傷
  • 変形性股関節症
  • 四十肩・五十肩
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
  • 腱鞘炎
  • 肩腱板損傷
  • オスグッドシュラッター病
  • 肉離れ(筋断裂)
  • インピンジメント症候群
  • 肘外側(テニス肘)上顆炎
  • 半月板損傷
  • アキレス腱炎
  • 膝靭帯損傷
  • 足底腱膜炎
  • 足首靭帯損傷
  • 変形性膝関節症
  • 変形性股関節症
  • 四十肩・五十肩
  • 腱鞘炎
  • 肩腱板損傷
  • 肉離れ(筋断裂)
  • インピンジメント症候群
  • 手首の靭帯損傷
  • TFCC損傷
  • 膝蓋腱炎(ジャンパー膝)
  • オスグッドシュラッター病
  • 肘外側(テニス肘)上顆炎
  • 肘内側(ゴルフ肘)上顆炎
PRP療法が適応となる疾患の具体例

PRP療法の仕組み

PRP療法は、自身の血液から抽出した血小板の濃縮液を用いて行う治療法です。

血小板は血液凝固に関与しますが、その他にも様々な機能を持っています。具体的には、血小板は成長因子(グロースファクター)と呼ばれる物質を多く含んでいます。

組織や細胞が傷つくと、血小板から成長因子が放出され、組織や細胞を修復する役割を果たします。成長因子の種類により、コラーゲンやヒアルロン酸の産生、血管の新生、骨細胞の刺激など、さまざまな機能と役割を果たします。

PRP療法の仕組み

このように、成長因子は組織の修復と細胞増殖を促進する働きもあるため、自然治癒力を高めるのに役立ちます。

PRPには通常の血液に比べて3~5倍の成長因子が含まれており、この成長因子の働きにより組織や細胞の修復が進み、痛みが軽減されます。

PRPには通常の血液に比べて3~5倍の成長因子が含まれている

PRP療法の
メリットとデメリット

メリット:安全性が高く体への負担が少ない

  • 安全性の高い治療法

    PRP療法は非常に安全な治療法です。なぜなら、PRPは自身の血液から精製されたものであるため、アレルギー反応や拒絶反応などの副作用の発生する可能性が極めて低くなります。

  • 難治性の疾患にも対応

    PRP療法は自然治癒力を促進させることで、ケガや慢性的な痛みを回復または軽減させるため、これまで治療が難しかった疾患に対しても効果が期待できます。

  • 肌の再生作用にも効果あり

    PRPには多くの成長因子が含まれており、これらが皮膚組織の修復や再生に寄与します。そのため、PRPは安全な美肌治療としてもお受けいただけます。

  • 体への負担が少ない

    PRP療法は手術と異なり、注射により投与を行うため日帰りで治療が可能です。また、体への負担が非常に少ない治療方法です。通院治療が可能で、日常生活を送りながら治療をお受けいただけます。

デメリット:効果には個人差がある

  • 効果には個人差がある

    自身の血液を元に精製されるPRPは成分が一定ではないため、治療効果に個人差が生じます。また、効果が現れる時期や持続する期間、効果の程度についても個人差が見られます。

  • 痛みや腫れが生じることがある

    PRP治療後の数日間は、注射を受けた部分に炎症反応である痛み・腫れ・熱感・発赤を伴うことがあります。通常、これらの症状は一時的なものであり、徐々に症状が軽減します。

PRP療法の治療の流れ

治療は3ステップ!
日帰りで治療ができます

STEP01 採血します

採血します

STEP02 採血した血液を遠心分離し、血漿成分を抽出します

採血した血液を遠心分離し、
血漿成分を抽出します

STEP03 高濃度の血漿成分を患部へ注射します

高濃度の血漿成分を
患部へ注射します

  • 治療が簡単

    採血を行い、血液から抽出した血漿成分を患部に投与するだけ。手術や入院は必要ありません。

  • 安心・安全

    PRP療法は、自分の血液から抽出した成分を投与するため、副作用やアレルギー反応が起きにくく、安全性の高い治療法です。

  • PRP療法の安全性

    PRP療法は自分自身の血液を使った治療法ですので、既製品の薬のように副作用が起こる心配がなく、アレルギー反応や拒絶反応のリスクもありません。成分が自己血からできておりドーピングに当たらないため、アスリートの方も安心してご利用いただいております。

  • プロアスリートも採用している最先端医療

    PRP療法は、一般的な治療法より治癒・再生速度が2~3倍以上と速いため、プロスポーツ選手のケガの治療にも採用されています。

  • 治療後の注意点

    PRP療法は、故意に炎症を起こし、自然治癒を促す治療法です。ステロイド注射などと違い、炎症を抑える治療ではないため、治療後3~4日間程度は炎症反応によって痛みが生じる場合があります。

  • PRP療法の注意点

    痛みの治療に対して

    • 関節内に投与する場合は、24時間以内のシャワー・入浴をお控えください。
    • 当日のアルコール・激しい運動はお控えください。
    • 注射した部分が腫れたり赤くなってきた場合は、お手持ちの保冷剤で冷やしてください。
    • まれに内出血が出ることがございますが、自然と消失しますので数日間経過を見てください。症状が気になる場合は診察にお越しください。

    美容の治療に対して

    • 当日のメイクはお控えください。もしもメイクをされる場合は、清潔なパフをご使用ください。
    • 洗顔は当日からしていただいて結構です。
    • エステまたは美顔器の使用は1週間お控えください。

PRP療法を受けることが
できない方の特徴など

当てはまる方は治療を受けることが
できない場合がございます。

  • 心臓や肝臓に疾患がある方
  • 感染症や血液疾患がある方
  • 妊娠をされている方
  • その他、カウンセリングで医師が不適当と判断した場合

ご不明点ございませんか?

お気軽にお問合せください

「再生医療」をご存知ですか?

当クリニックでは
無料相談を行っています。

無料ご相談受付
  • 治療法や治療成績
  • 独自の幹細胞治療技術
  • 安全性やリスク
  • 治療プランや金額
坂本理事長
無料相談受付のお電話はこちら 0120-706-313 通話無料/受付時間 9:00~18:00

PRP療法にかかる費用

局所・関節内注射(1回)
165,000円(税込)
顔の美容(1回)
165,000円(税込)

※ 肌の状態により複数回の治療をおすすめする場合がございます。
その際は複数回コースのプランをご用意しております。

よくあるご質問

PRPの効果はどのくらいから現れ始めますか?

個人差がありますが、投与してから一週間ほどで効果が現れます。
早い方だと当日に効果を実感される場合もあります。

効果の持続期間はどれくらいですか?

PRP療法の効果は数ヶ月続きますので、スポーツの外傷などではその期間で損傷箇所が治癒されることがあります。
しかし関節軟骨を再生・修復させることはできませんので、変形性関節症のように進行していく疾患では再び症状が現れることもあります。

治療回数は何回受けるのが良いでしょうか?

1回の治療であっても、大きな効果が得られることもあります。
また治療を受けるごとに症状が改善される場合もございますので、患部の状態に合わせて最適な治療回数をご提案いたします。

PRP療法にはいくつか種類がありますが、どれが一番優れているの?

PRP療法にはAPS治療をはじめ、いくつかの種類がございます。
これらはベースとなるPRPをもとに成分を濃縮させたものが多いため、効果もPRP療法より高いとされていますが、もともとPRP療法は効果の個人差が大きい治療法です。

治療法によって精製する期間や費用が異なりますので、ご自身に合った治療法を選択することが最も優れた治療法だといえます。

高齢の場合でも治療は受けられますか?

安全な治療法ですので、高齢の方でも安心してお受けいただけます。
PRPを精製する所要時間は約30分ですので、お手軽に治療がお受けいただけます。

PRP療法と幹細胞治療の違いは?

PRP療法は血液に含まれる血小板成分を抽出して自然治癒力を高める治療法です。幹細胞治療より精製期間が短く、治療効果が早く現れる傾向があるのが特徴です。

それに比べ、幹細胞治療は損傷した組織を再生・修復できることが特徴です。これにより従来では修復不可能といわれている関節軟骨の治療も可能です。さらに一時的な効果であるPRP療法と比べ、持続期間が長いのも幹細胞治療の特徴です。

また、幹細胞治療では点滴による投与も可能であり、局所だけでなく全身の弱っている機能に対して効果の発揮が期待できる治療法です。

APS療法とは?

自身の血液を使い、血小板を多く含む血漿を使用するのがPRP療法です。このPRPをさらに高濃度に濃縮したものがAPS療法(Autologous Protein Solution)です。

APSはジンマー・バイオメット(Zimmer Biomet)合同会社が提供する特別なAPSキットを使用して抽出される、次世代型のPRP療法です。

手順は血液を55ml採取し、APS細胞分離チューブに入れます。その後、15分間遠心分離機にかけることにより、6mlのPRPが生成されます。 このPRPをAPS濃縮チューブに入れ、2分間遠心分離機にかけると、2.5mlのAPSが完成します。

APS療法とは?

APSは通常のPRPよりも濃縮された成長因子や抗炎症物質が含まれており、そのためPRP療法よりも強い鎮痛効果が得られ、効果の持続時間も長いと言われています。

実際、ヨーロッパで行われた進行期の変形性膝関節症に対する臨床試験では、1回のAPS治療で最大24ヶ月間も疼痛の軽減が確認されたとの報告があります。

APSはPRP療法よりも強い鎮痛効果が得られ、効果の持続時間も長い

PFC−FD療法とは?

PRPは血液から血小板成分(成長因子など)を大量に含む血漿を抽出したものですが、PFC−FD( Platelet-Derived Factor Concentrate Freeze Dry )はPRPに含まれる成長因子を取り出して凍結乾燥させたものを指します。

PFC−FDとは、「濃縮された血小板由来の成長因子を凍結し、乾燥させたもの」という意味です。一般的にはFDまたはフリーズドライと呼ばれます。このPFC−FDは、PRPを応用したもので、PRPと比較して成長因子の量が約2倍あると言われています。

PFC−FDの製造過程は、まずPRPを精製し、その中から成長因子のみを抽出します。 これらを活性化させると、濃縮された成長因子であるPFC(Platelet-Derived Factor Concentrate)が作られます。

PFC−FD療法とは?

その後、このPFCを無細胞化(セルフリー)加工を行い、凍結乾燥(フリーズドライ)することで、PFC−FDが完成します。

採血当日に投与できるPRPと比較し、PFC−FDは加工に3週間必要となります。ただし、冷凍乾燥により半年間の長期保存が可能となります。

投与時にはPFC−FDをパウダー状から液体に戻すために生理食塩水で溶かします。

PFC−FDの製造過程
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