知っていますか?頚椎症性脊髄症について
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皆様いかがお過ごしでしょうか
今回は頚椎の疾患についてお話しします
頸椎症性脊髄症について
病態
背骨をつなぐクッションの役目をしている椎間板は、20歳を過ぎた頃から加齢に伴い変性が始まるとされています。変性が進むと椎間板にヒビが入ったり、潰れるなどの変化が出てきます。それに伴い、骨の出っ張り(骨棘:こつきょく)ができ、脊髄が圧迫されることで症状が出現します。
日本人の脊柱管の大きさは欧米人と比較して小さく、「脊髄症」の症状が生じやすいと言われています。
症状
初期によく見られる症状として、手指の痺れや巧緻運動障害(ボタンのつけ外し、箸を動かす、字を書くなどの細かい動作ができなくなる)が出現します。進行すると下肢や体幹の痺れ、脚がもつれ歩行が困難となっていきます。また、膀胱や腸の動きがコントロールできなくなり、頻尿や失禁などの膀胱直腸障害が起こることがあります。
治療
初期の段階では、鎮痛剤や神経障害性疼痛治療薬などの薬物療法で経過を見ることもありますが、画像上で強い圧迫が認められた場合や日常生活に支障があるような手指の巧緻運動障害の出現、階段昇降や歩行が困難になった場合は「手術」となることもあります。
手術で改善しない場合も、、
仮に手術をしても手足の痺れが残存したり、症状が改善しない場合もあります。当院では頸椎症の疾患に伴う症状に対して再生医療を行っております
再生医療という選択肢
手術を勧められた、手術をしたけど症状が良くならない、再生医療について聞いてみたいなど少しでもお悩みがある方はぜひ一度ご相談ください