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膝の靭帯の役割と靭帯損傷について

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膝の構造

皆様、こんにちは🌱
本日は膝の靭帯の構造と靭帯損傷についてお話ししたいと思います。

膝関節の構造

膝関節には4つの靭帯が存在しています。これらの靭帯は、前後左右への動きやねじれに対して、ストッパーの役割を果たしています🦵
まずは4つの靭帯について紹介いたします。

①前十字靭帯

後十字靭帯と交差して膝関節を支えています。膝関節が捻られた時のストッパーとして働き、脛骨(スネの骨)が前方へズレてしまうのを防いでいます。

②後十字靭帯

前十字靭帯と交差して膝関節を支えています。前十字靭帯と同様ストッパーとして働き、脛骨が後方へズレてしまうのを防いでいます。

③内側側副靭帯

膝の内側にある靭帯で、内側へのズレを防いでいます。

④外側側副靭帯

膝の外側にある靭帯で、外側へのズレを防いでいます。

このように靭帯は、膝の関節を安定させるために非常に重要な役割を果たしています🏋️
スポーツでの動きや転倒・事故により靭帯に大きな負荷がかかり、部分的、もしくは完全に切れてしまうことを靭帯断裂(靭帯損傷)といいます。🏥

靭帯損傷について

靭帯が切れると多くの方は激痛を感じ、時間の経過とともに膝が腫れていきます。
数週間すると腫れも引き、痛みも落ち着いてきますが、動かせるようになると膝の不安定感が現れてきます。
この不安定感が原因で膝関節がぐらつくことによって、傷ついていない靭帯や半月板・骨などへの負担が増してしまい、将来的には関節の変形を引き起こしてしまうといわれています。
またこの不安定性は、自然に改善することはほとんどありません🙅

靭帯損傷の注意ポイント

関節の変形がひどくなると、人工関節などの手術が必要になることもあるため、膝の靭帯損傷は放置することなく、適切に治療することが必要です。💐

当院の治療

当院では膝関節に対する再生医療も行っております。お気軽にご相談くださいませ🌱


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