知らず知らずのうちに、
免疫力が低下している
かもしれません

目元のクマや肌荒れが気になる
疲労が蓄積し、帯状疱疹や口唇ヘルペスが出やすい
風邪やインフルエンザにかかりやすい
運動不足で風邪を引きやすい
歯周病が進行している
ストレスや長時間の勤務が続いている
運動不足が続いている
睡眠不足や不規則な睡眠が続いている
頻繁にアルコールを摂取している
タバコを習慣的に吸っている

呼吸時に口が開いている
抗生物質や解熱鎮痛剤の使用が多い
体が重く、疲労がなかなか取れない
皮膚トラブルや花粉症が悪化している
食事の栄養バランスが悪い
便秘や下痢が頻繁に起こる
泌尿器系の感染症が繰り返し起こる
同じ季節に複数回インフルエンザにかかる
アトピーなどのアレルギー症状が顕著になる

これらの兆候が繰り返し、長期にわたっている場合、免疫力が低下している可能性が高いです。免疫力の低下は、風邪などの感染症だけでなく、ガンのリスクを増加させる要因とも関連しています。

免疫力が低下すると
ガンの発生を抑える力も弱くなって
しまうんだね…

しかし、良いニュースは、免疫力を高めることができるということです。免疫力を強化すれば、風邪を引きにくくなり、ガンの発症リスクを低減できる可能性があります。当院の免疫療法は、免疫細胞の機能向上を目指し、健康な体作りをサポートします。免疫力の向上について詳しく知りたい方は、ぜひお問い合わせください。

免疫力を高めれば風邪や感染症になり
にくいだけじゃなく、ガンの予防効果も
期待できるんだ！

免疫って体の中で
どんな働きをしているの？

免疫の基本原理

人間の身体は、異物や病原体といった侵入者に対抗し、健康を維持するための防衛システム、つまり「免疫」を備えています。たとえば、食中毒の原因となる大腸菌やインフルエンザウイルスが侵入すると、免疫システムはこれらを攻撃して撃退します。この免疫システムは、外部から侵入したものだけでなく、体内で発生した異常な細胞に対しても働き、身体をさまざまな病気から守る自己防衛機構を提供します。

そして、体内で最も重要な敵とされるのがガン細胞です。

体の中のウイルスや細菌、ガン細胞を
やっつけてくれるのが免疫なんだね！

免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」
の2種類があるんだ。免疫の仲間達を
詳しく見てみよう！

自然免疫と獲得免疫の役割

免疫のシステムは、大まかに2つのタイプに分けられます。『自然免疫』と『獲得免疫』です。
『自然免疫』は、生まれつき備わっている免疫システムで、異物や異常な細胞を素早く認識し、攻撃します。

自然免疫

樹状細胞くん

病原体の情報をリンパ球に
伝える役目
マクロファージくん

死んだ病原体を
処理する役目
顆粒球くん

（好中球・好酸球・好塩基球）
病原体を攻撃する
NK細胞くん

体内のパトロール役で
病原体に対して
高い攻撃力を持つ

『獲得免疫』
異物への免疫の獲得

『獲得免疫』とは、病原体やウイルスなどの異物に感染した際に、その特定の異物に対する
抗体を獲得する免疫のことを指します。『獲得免疫』は、生まれつき備わっている『自然免疫』とは異なり、
異物に曝された経験から獲得されます。典型的な例として、麻疹（はしか）や風疹が挙げられます。

獲得免疫

ヘルパーT細胞くん

病原体の情報を
受け取って
司令塔として働く
キラーT細胞くん

病原体を攻撃する
キラーT
サプレッサー
T細胞くん

病原体への攻撃をストップ
させる指令を出す
B細胞くん

病原体に対して
抗体といわれる
ミサイルで攻撃する

他にも様々な種類があります。

獲得免疫は、自然免疫から得た情報を元に、特定の病原体を記憶します。自然免疫が対処しきれない病原体が再度侵入した場合、獲得免疫が素早く感知し、攻撃を仕掛けます。このようにして、病原体に対する情報を保持することで、将来の侵入に対して迅速な対応が可能になり、免疫力が向上します。

獲得免疫の働きにより、体は病気に対してより強力な防御力を築き、いわゆる「免疫がつく」のです。

「自然免疫」と「獲得免疫」が協力して
病原体を撃退しているんだね！

次にガン細胞に対してはどうなのか
一緒に見てみましょう。

免疫力とガン細胞、身体の自然な守り

私たちのからだの中で、驚くべきことに1日にも数千個のガン細胞が自然発生していると言われています。しかし、健康な状態では、免疫力がこれらのガン細胞を撃退し、ガンの発症を抑制しています。ところが、高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病、加齢、そしてストレスなどの要因が影響すると、免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなるだけでなく、さらにはガンの発症リスクが高まります。